大切なお住まい・営みの場、憩いの施設の外観を常に美しく、清潔・安全に保ちたいと考えるのは当然のことかと存じます。
近年、美しく耐久性にも優れている外装タイル仕上げの建物が多く見受けられることかと思います。しかし長期に亘る紫外線、熱冷繰り返し、雨水、塵埃、酸性ガス、風、振動などの影響によってタイル仕上げ面に汚染物の付着、ひび割れ、浮き、剥落、目地部よりのエフロレッセンスおよび中性化の拡がりなど各種の劣化現象に悩まされる建物のオーナーさんが多い傾向にあるようです。
このように現在では、タイルやコンクリート表面への適切な保護や補修が必要とされており、その最適解として「タケシ塗建」ではタイル、目地、コンクリートの防水などを目的とした保護透明被膜「セブンSシリーズ」の施工をお薦めいたしております。
同製品は株式会社セブンケミカルより提供され、弊社は正式な販売・施工業者として同社より認定を受けております。
従来の浸透性吸収防止剤やアクリルシリコン系クリアー、常乾フッ素系クリアーは施工が手軽で施工後の撥水効果が非常に高いのが特徴でした。しかし、効果の持続性に問題があり、定期的な再塗布が必要となり、その際に仮設足場代などの本来の目的以外のコストが発生し、メンテナンスコストが想定以上に膨らむことがままありました。
「セブンSシリーズ」は耐久性に優れた結合剤をベースとした「透明な防水塗膜」です。耐久性、防水性、施工作業性、意匠性に優れ、タイル張り面及びコンクリート打ち放し面の外観を損なうことが少なく、長期間に亘り維持することが可能です。
「セブンSシリーズ」の施工においては、下塗り・中塗り・上塗りの過程において建材に対して適切な材料をチョイスすることにより効果と持続性を高めることができます。
特に「セブンSS中塗り」はその名の通り、中塗りに際して大きな効果を発揮し、本製品・サービスの根幹をなすと言っても過言ではありません。
同製品は低温から高温までの幅広い立地環境に対応。素材にアクリルシリコン樹脂を採用したことによりその被膜面が最大400%の伸張率を発揮し、不意のクラックなどにも追随し保護面をキープし続けます。
アクリルシリコン樹脂の採用により結合性が向上し、紫外線や熱などに強い耐久性を発揮します
標準的な施工例は以下の通りになります。タイル地とコンクリート地、溶剤・水性仕上げの違いに応じて下塗り、中塗り、仕上げそれぞれに最適な材料を所定の手順により施工することで最大限の効果を発揮します。
標準の施工に加えて汚染防止機能材「セブンヨゴレガード」を塗布することにより、低防染仕上げが可能になります。
「セブンSシリーズ」の導入については施工面のコンディションや目的に応じて専門家の判断と高い施工技術が必要となります。
「タケシ塗建株式会社」では同製品の導入についての専門的な講習会を経て、ライセンスを取得した優秀なスタッフが対応に当たります。
ご質問やお見積の依頼などお気軽にご相談ください。